ボランティア活動の推進
河内長野市社会福祉協議会
地区(校区)福祉委員会
平成10年度から始まった「小地域ネットワーク活動推進事業」は、「地域が一つの家族」を合言葉に住民が参加しやすい小地域を単位として要援護者一人ひとりを対象に、保健・福祉・医療の関係者と住民が協働して進める援助活動で、ひとり暮らしや寝たきりの高齢者世帯などが地域の中で孤立することなく、安心して生活できるよう地域住民による支え合い助け合う活動を展開し、あわせて地域における福祉の啓発と住みよい福祉の町づくりをすすめようというものです。
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地区(校区)福祉委員会
概ね小学校区程度の範囲において、近隣住民が支援を必要とする人たちを暖かく包み込み、安否確認や話し相手になる見守り・声かけなどの個別支援の活動を網の目のようにきめ細かく組織し、週2回以上の訪問活動を目指しています。
②
グループ援助活動
1.ふれあい食事(会食)サービス
日頃、孤独になりがちなひとり暮らしの高齢者が、
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いろいろな人とのふれあい交流の場
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栄養バランスの取れた食事で健康を支える
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地域の人たちが高齢者への理解を深めるなど
の目的で開催しています。年々参加者も増え続けており、地区福祉委員会の大きな活動のひとつになっています。
2.いきいきサロン
少人数の参加者が歩いて行ける場所で、福祉委員やボランティアと参加者が共同企画して運営していく楽しい仲間づくりの活動です。健康体操、手芸、囲碁・将棋などの地域の個性を発揮した取り組みが展開されています。
3.子育て支援活動
核家族世帯の増加に伴い、子育てについての情報が乏しく、子育てで悩みノイローゼになる親が増加しています。
子育て中の親子などが集まり、ボランティアとともに遊びを通じて子どもの成長について学習したり、子育てについての交流活動、相談活動などを行います。
これらの活動の他にも、地域リハビリや子どもとのふれあい交流(世代間交流)などの活動があります。
小地域ネットワーク活動
住みよい福祉の町づくりを進めることを目的に、地域住民のさまざまな福祉問題を解決し、地域住民が安心して暮らせる町づくりを、住民が主体となって知恵と力を出し合って、地域総ぐるみで推進する地域住民主体の実践組織です。
区域は、学校や保育所や公園、集会所等々がおおむね充足され、住民自治の基本的な単位となりうる範囲の小学校区を単位としています。組織は、町内会、自治会、民生委員児童委員、老人クラブ等が中心となり形成しています。
平成14年に市内全校区(13校区15委員会)に地区(校区)福祉委員会が設立されて、市内全域に小地域ネットワーク活動が推進されます。
ボランティアセンター
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ボランティア活動をしたい人との相談
ボランティア活動を始めたい方、ボランティア団体とつながりたい方、ボランティア依頼を希望される方など様々なボランティア相談を受付します。
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ボランティアの募集、ボランティア活動の場のコーディネート
ボランティアにしてほしいこと=「ニーズ」と、ボランティア活動をしたい人をつなぐための、調整や紹介をしています。
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ボランティアの養成、資質向上、学びの場づくり
ボランティア活動による対応が望まれるニーズがあっても、その内容のボランティア活動が不足している場合、講習会を実施するなどしてボランティアを養成し、登録・紹介しています。
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ボランティア活動に関する情報の収集と提供
ボランティア活動が推進できるよう、講習会情報・助成金情報などを提供します。
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ボランティア活動保険などの取り扱いについて
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ボランティア活動総合補償制度
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ボランティア活動保険
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非営利・有償活動団体保険
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ボランティア・市民活動行事保険
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移送中事故傷害保険
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詳細のお問い合わせは
大阪府ボランティア・市民活動センターへ
(電話:06-6762-9631)
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加入手続きは 河内長野市社会福祉協議会へ
災害ボランティア
災害ボランティア登録のお願い
阪神・淡路大震災で多くのボランティアが活躍し、災害ボランティア元年とも呼ばれていますが、同様、東日本大震災でも多くの災害ボランティアが、被災された方々のニーズに答え、寄り添い今もなお活躍をされ、全国に「絆」 という言葉が広がりました。
本会でも、被害の甚大さを重視し、平成23年5月・6月・7月に災害ボランティアバスを宮城県岩沼市に運行し、多くの熱い気持ちを持った災害ボランティアの皆様と被災家屋のかたづけや床下の泥だし・敷地内や田畑の瓦礫の撤去作業を行いました。また、その後、発災した和歌山県の水害にもボランティアワゴンを運行(社協職員により結成)し、被災地災害復旧支援活動を行いました。
自然災害はいつどこでどんな規模で発生するか予想がつきにくく、「想定外」という言葉が乱れ飛びます。発災後は可能な限り早期に復旧させることが、被災された方々の負担や悩みの軽減につながり、災害ボランティアの活動の姿やちょっとした声かけが、被災された方々を勇気づけるということを今回の被災地支援で学びました。
本会では今回の災害を教訓に、平常時から災害ボランティア活動登録を実施し、災害発生時にはできるだけ早期に活動を開始できる体制づくりを進めたいと考えています。本市内での活動はもとより、市外・府外へのボランティアバスやボランティアワゴンを運行する際についても登録いただいた方に対し、メール一斉送信を行い、被災者のニーズや作業内容、活動日などの情報を伝え、スピーディに災害ボランティアを結集し被災地支援活動を行って行きたいと思います。
登録方法
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下の「河内長野市社会福祉協議会災害ボランティア活動登録用紙をダウンロードしていただき、必要事項を記載の上、ksyakyou@silver.ocn.ne.jp宛へE-mailでご返信ください。なお、faxや郵送、持参でも登録可能です。
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お知り合いや友人にもお声かけいただけたら幸いです。
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河内長野市民以外の方でも是非登録をお願いします。
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ご返送いただきました個人情報は、本会の活動以外の目的には使用しないことをお約束いたします。
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災害ボランティア活動登録用紙ダウンロード(microsoft excel版)
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災害ボランティア活動登録用紙ダウンロード(PDF版)
災害ボランティア活動用資機材の提供にご協力をお願いします。
社協が災害ボランティアセンターを立ち上げる際に必要になるのが活動するための資機材です。東日本大震災以降は、被災地社協あるいはNPO法人などから資機材を提供していただける場合もありますが、発災初期の頃はどうしても不足するのが現状です。
本会では、被災された方々へのスムーズな支援活動を行うために、資機材を発災してから準備するのではなく事前に準備をしておく、ストックヤード構想を進めています。その第一段階として、東日本大震災で支援してきた宮城県岩沼市社協から、災害ボランティア活動で使用し役目を終えた資機材をいただきました。第二段階では、市内の皆様のご自宅や職場で使用されていない資機材があればご提供をお願いしたいと考えています。資機材を提供いただける場合は、本会までお電話をいただけましたら引き取りに伺いますので、是非ご協力をお願いします。
必要な資機材はPDFファイルでダウンロードしてご覧ください。(制作中)